見逃せない!お子さんの口の中の不調

幼児期に口の中で起こる病気

歯並びに影響が出る病気

上唇を引き上げると、上前歯の間と唇を結ぶ粘膜のひだのようなものがあります。
これを上唇小帯といい、生まれたての赤ちゃんは太く、成長するにしたがって細くなるものです。
正常な状態に収まることがほとんどですが、成長しても太いままの場合があります。
そのままにしておくと、前歯の間に隙間ができてしまい、食べかすがたまりやすくなる可能性があります。
また、歯ブラシが当たると痛いので、歯磨き自体を嫌がるお子さんもいる様です。
食べかすがたまって歯磨きをしなければ、虫歯になりやすくなり、歯茎が腫れてしまう原因にもなりえます。
永久歯が生え始める頃まで太いままだと、歯の萌出を阻害することもあることもあり、そういったケースでは、手術で切開することになります。

口腔内の異常で発見される病気

舌がイチゴの様に赤くブツブツしている状態で発熱を伴う場合は、川崎病かもしれません。
川崎病は40度近い高熱が1週間から10日程続く、全身の血管に炎症が起こる病気です。
中でも心臓に血液を送る重要な冠動脈に影響を及ぼすことがあります。
血管の内壁が弱くなり、膨らんでこぶの様になったり、逆に狭くなったりしてしまうことがあります。
通常は病気のおさまりともに元に戻りますが、後遺症として冠動脈への障害が残る場合があります。
空気感染しませんが、早期に医師の診療を受けることが重要な病気の一つです。
また、頬の内側に苔状の白い斑点の密集がみられるのは、麻疹(はしか)に罹患した時の症状ですし、口の中や手足に小さな水泡が見られるのは手足口病の発現でもあります。
空気感染する感染症ですので、異常を発見したらしかるべき医療機関を受診し、幼稚園や保育園などは当分の間お休みするなどの配慮が必要になります。


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